「君たちはどう生きるか?」

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるのかという本が少し前に大ブームになったのをなんとなく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

今日はこの本について少し簡単に解説していこうと思います。

概要

君たちはどう生きるか

この本はもともと昭和12年ですので今から約80年前ほどに発売された歴史的名著なんですが2017年に漫画版が発売されました。

それを今やテレビでひっぱりだこの池上彰さんや宮崎駿さんなどの超大物の皆さんが絶賛したことで漫画版だけで200万部を超える大ベストセラーになった話題作です。

なぜそんなに売れたのか?

君たちはどう生きるか 概要

軽いあらすじを説明しておきます。

時代は約80年前1937年の東京です。

登場人物は二人います。

コペル君と呼ばれる中学生男子の主人公と

もう一人の登場人物はコペル君の親戚のおじさんです。

内容としては大きな問題を解決していくとか何か事件に巻き込まれるようなそういうものではありません。

むしろ小学生や中学生がありそうな友達関係の悩みや些細な問題を抱え込んでそれに対してニートの叔父さんがアドバイスをしてあげるといった内容です。

読んでいると以外にも大人やビジネスマンも悩みがちな問題に苦しむんですけどそれを主人公のコペル君が正面から向き合い

どうしたらいいのか?

こういう時何をしたらいいのか?

考え真摯に悩みにぶつかる姿勢は中学生の少年とは思えないぐらい勇敢で感動もしたり、また考えさせられることもありました。

この本は君たちはどう生きるかそのタイトルの通り自分の人生ってどうあるべきか、自分の人生ってもしかしてこうなんじゃないか?など

読んでいるうちにたくさん気づき考えさせられます。

それが今の現代社会人の心に刺さり売れたのではないかと思います。

非常に気付かされたポイントいくつもあったのですが、今回は2点だけ厳選しましたのでそちらをお伝えいたします。

自分は世の中の一部でしかない

君たちはどう生きるか 感想

君たちはどう生きるのかを読んでぐさっと心に響いたのはこの言葉です。

私も含め人間は生きていたらどうしても

自分の存在が世界の中心だと思い込んでしまいます。

これ仕方がないんですけれども私たちは全ての物事を自分の目から自分の視点から見るわけです。

なぜかというと人間の体の構造上自分の目を通して脳に伝わり考えたり、判断するのでそういう自分がこの世界の中心なんだという錯覚に陥ってしまうからなんです。

ですがこの本は誰もがそう感じ陥る錯覚を自分自身が常に意識して俯瞰的に物事をみて自分は世界の一部でしかないという視点を持つのが大事だということです。

本書ではコペル君が理科の授業中に全ての物質が肉眼では見えないんだけれども全ての物質が分子の集まりでできているということを学びます。

そしてコペル君は気づきます。

もしかして自分たち人間もこの世界の分子みたいなものなんじゃないか?

って思うわけです。

僕はこの瞬間

「コペル君は天才か。」って思いましたね。

普通の中学生が分子云々の話を聞いて

「はっ!!僕たちも分子みたいなもんなんだ」

みたいな子はなかなかいないですよ。(笑)

そして、その考えをおじさんに伝えます。

それ聞いたおじさんはコペル君が自分は世界の一部でしかないという俯瞰的な視点で自分自身を考えることができたのはすごい。と言いました。

そしてこの発想こそがあの地動説を唱えたコペルニクスのような視点の切り替えだということでコペル君というニックネームがここに爆誕するのです。

ここでコペルニクスについて知らない人のために軽く触れておきます。

昔宇宙は地球を中心に太陽や月が回っていたという天動説という考えが一般的でしたがコペルニクスは逆に実は地球を中心に回っているのではなくて地球が動いているんじゃないかっていう発想に至ったんです。

まさに視点を切り替えた発想ですよね。

これこそがまさに前述した、自分達が中心で世界が動いていると考えられていた具体的な例です。

この自分は世界の一部でしかないっていう考えを聞いて私自身ハッとさせられました。

コペル君だけじゃなくて私たちのビジネスにも

さらには人と人との人間関係にも非常に大事な視点だと思いました。

今になって天動説がどうとか地動説がこうとかの主張は流石にすることはないですけど。

自分自身が世界の中心であったり自分の会社が中心になったり、日本っていう国が世界の中心であったり。

そういう自分中心な視点で物事を判断して日頃言っちゃったりしてはいけないと。

気をつけないといけないと私自身はコペル君に気付かされました。

二つ目の大事なポイント

自分で自分を決定しよう

君たちはどう生きるか 自己決定

というものです。

つまり簡単に言うと他人の意見やガヤに惑わされることなく自分が直感的にや心でした方がいいと言う考えや立派だと思った行動は誰に何を言われようとした方がいいということです。

この考え方は以前記事にさせていただいたエッセンシャル思考の捨てる技術と似ていると思います。

いわゆる真理とも言えるような考え方だと思います。

本書のコペルエピソードではこんなことが書いてありました。

コペル君が友達のガッチンに殴られたりするような機会があればガッチンを守るっていう約束をします。

しかし、実際にその場面になるとコペル君はガッチンのことを助けるどころか怖くて隠れて逃げてしまうという場面がありました。

それをきっかけにコペル君とガッチンやその友達と疎遠になってしまうんですよ。

でもコペル君は仲直りしたいけどどうやって仲直りすればいいか悩みます。

そしてそこにあの正体不明のニートのおじさんがきてコペル君にこうアドバイスをしてあげるんですよ。

「まず余計なことを考えるな」

こうコペル君に言ってあげるんですよ。

(相変わらずかっこいいおじさん。)

コペル君は第一に自分がどう思われてるかばっかり考えて落ち込んでいました。

謝ったところで許してくれるんだろうか、

もう前みたいに友達に戻れないんじゃないだろうか、

いじめられるんじゃないだろうかという風に自分ではどうしようもないことばかりを考えていました。

そこでおじさんが

「今自分はどうするべきか」

「今の自分に何ができるのか」

という風にまた聞きます。

そこでコペル君ははっと気付くんですよね。

今の自分はそんな他人が自分を見るかなんて気にする必要なんてない」と。

自分がいますべきことそれは

謝ることだけだ

って気づきます。

これ本当におじさんがすごいです。(笑)

コペル君の頭の中をおじさんが答えを与える訳でもなく自分で考えることができるように道しるべを作ってあげるのが素敵ですよね。

そしてコペル君の頭の中をクリアにしてあげて何をするべきで何をしないべきか考えさせるという完璧すぎておじさん何者!?って感じです。

大抵の人は聞かれたり悩みを相談されたりするとすぐにこうした方がいいんじゃないか?とか答えを提示してあげがちだと思うのでこのおじさんの態度もリスペクトする部分が多いなと感じました。

まとめ

「君たちはどう生きるか」について解説してきました。

ポイントは

自分は世の中の一部だという視点を持つということ

自分で自分を決定しよう

という以上の二つでした。

もう一点補足にはなるんですがこの本を読んでいて刺さるなっと思った点があります。

この君たちはどう生きるかっていう本自体にはこういう時はこうしたらいいという明確な答えが書いてないです。

むしろあたかもあの正体不明のイケてるおじさんとコペル君が自分の背中を押してくれたり、どうすればいいのかという考えるヒントを気づかせてくれる本です。

最近の本はこうなりたいならこれをしろとか、これはするなみたいな本が多い中こういう新しい切り口で答えを教えてくれる。

それがまた読者の心を惹きつけるのではないかと思いました。

言ってしまうとタイトルの通り今の世の中をあなたたちはどう生きますか?

って問いかけてくるだけの本なんです。

意外と立ち止まってこういうことを考える機会ってないと思うんですが

ふと考えたりすると気づきがあったりするものなので

もしよろしければご一読してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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©️サラタメさん

TAKUMI

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